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他人のふんどし

ブログにまつわる迷惑行為について、今日は書こうと思います。ちょっとグチが入っていますが、すみません。

スパムブログ(スプログともいう)に、近頃悩んでいます。なにしろ自分の文章が知らないうちに勝手に商売道具として利用されているのですから、不愉快です。。 このように使われていることは、もちろん通知されませんので、偶然に目に触れたときのみ知ることになります。

それはどのようなものでしょうか。

まず比較のために、スパムではない例をあげます。書籍の販売(a**zonなど)のサイトで、書籍に関する読者のレビューが載っていたり、トラックバックがなされていたりします。この場合は基本的に読者が自発的に投稿するものであり、私も購入の参考にすることがあります。

ところが、スパムサイトの場合は、見かけはそれと同じような感じですが、商品のレビューにあたる部分を、RSSなどでWeb上から自動収集し、「クチコミ」などと称して、勝手によそのブログの記事の冒頭部を引用し、リンクを貼っています。

しかし、これは「引用」とはいえません。それは、そのサイトのどこを見ても、サイト設置者の感想や意見は載っていないからです。自動収集していることは、いくつかならんだ「クチコミ」を読んでみると、まったく見当違いなものが目につくことからわかります。また、ブックマークとも違います。販売価格が表示されていたり、ショッピングサイトへの誘導リンクが付いていたりして、見るからに商売目的のサイトだからです。

対する自衛策としては、CDや本など「売りものになりそうな物に関するレビューを書かないこと」(笑)かなあと思っています。

実はここにジレンマを感じます。ブログで本を取り上げるときは、自分が読んでおもしろかったので伝えたい、その本が多くの目に触れてほしいという気持ちが少なからずあります。それが遠いきっかけで、著者に印税が届くならば望むところですし、本屋などに貢献することもやぶさかではありません。

しかし、人々のブログに勝手にリンクをつけてその力に頼んで、自分のサイトから売上げを上げようなどというところに、協力するすじあいはありません。

といって、一度リンクされてしまったからには放置するしかないようです。まさか、そのサイトから買わないように不買運動を展開するわけにもいきませんしねぇ。

※ Exciteブログをお使いではない方に付け加えます。このブログにも本の購入へのリンクが付いているではないかとお思いの方がいらしたらそのとおりです。しかし、私には1円も入りませんので、ご安心ください。Exciteblogはユーザーのアフィリエイトは規約で禁止されています。購入者があったときに潤うのはブログサーバー設置者のExciteさんです。日頃お世話になっているお礼と考えてます(笑)。

追記: exciteブログでは2006年12月18日より規約が変更され、アフィリエイトが可になりました。しかし、当ブログをアフィリエイトに使う予定は当面ありません。
by chinchudo | 2006-09-03 20:05 | ●日記
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