2006年 11月 01日
さようなら、白川先生
謦咳に接したことはありませんが、『字統』に出会った高校生のときから、著書を読んできました。山という字は山の形からできたと小学一年生で国語の時間に習って以来の漢字に対する幼い関心を、広くて豊かな世界に連れ出してくれた白川先生の著作の数々でした。
数年前にテレビで特集番組が組まれたときに見た 金石文をトレースするお姿や、著書を通じて知ったあれこれのエピソードが、脳裏をよぎります。今もどこかで変わらずにお仕事を続けておられるような気がしてなりません。
白川先生、ありがとうございました。どうか安らかにお眠りください。
by chinchudo
| 2006-11-01 23:00
| ●日記