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『あのひの音だよ おばあちゃん』_e0049945_2226457.jpg 佐野洋子さんの『あのひの音だよ おばあちゃん』は、これまた、「おばあさん」と「ねこ」のお話しです。

なにが「あのひの音」なのかは、読んでのおたのしみ(いつものお決まり!)です。

おばあさん と ふつうのねこ のやりとり、そして、ふつうのねこ と 天才ねこ の対比がとってもおもしろいです。

(初版は1982年、2007年に再版されました。)

  関連絵本 『さかな1ぴきなまのまま』 『だってだってのおばあさん』
# by chinchudo | 2008-03-27 22:21 | ●絵本紹介

ハチクロ

「さいご、きっと泣いちゃうよ。」
と言われてたんですが、やっぱり…。(感激屋なんですよー。)

羽海野チカさんのコミック『ハチミツとクローバー』、アニメや映画やドラマにもなったので、知っている人は多いことかと思います。

作中人物に自分の心情を重ねて小説やマンガを読むことは近年無かったのですが、そんな懐かしい読み方を久しぶりにしました。

まずは、山田さんの一途な片思い。それから、真山くんのストーカー性。そして花本先生のはぐちゃんへ向かう想い。人間模様がおもしろい作品ですね。

 リンク 集英社 コミックス試し読み
# by chinchudo | 2008-03-25 11:48 | ●書籍紹介

あたらしい季節

友達から、「外はポカポカだね。」とメールがきた。それにつられて外へ出たら、ほんわりとゆるんだ空気は確かに春を感じさせた。いつまでも寒い冬のような気がしていたけれど、もう2月も下旬なのだと気がつく。そういえば、今シーズンは冬眠をしたいと考える暇もなかった。

「ひきこもってやった甲斐があったね。」と言われたけれど、ひきこもっていたわけではないんだ、別に、と思う。途中経過を報告に行くことと、いつものアルバイトと、生活に最低限のこと以外はやらなかったから、そういうのがひきこもりならばそうかもしれないけれど。

朝起きてごはんを食べて、9時には机に向かい、そのまま夜まで13時間。その間に空腹を感じたら食事をして、夕方には近所をすこし散歩。おふろに入って、睡眠はしっかり8時間。毎日がこの繰り返しだった。

おもてむきはたんたんとしていて、そして内面は楽ではなかったと思う。以前の勤めの経験でいえば、一日4時間以上の残業を一ヶ月以上続けて徹夜もして結果をだす、くらいに相当した。(通勤時間がない分は身体が楽だった。)

それでも仕事ならば、完成が人に待たれている。もしも自分ができないならば、他の人に分担してもらうなり代わってもらう必要がある。ところが、今回は完成を待っている人はいない。自分以外は。。。

先におなじ道を歩んだ人たちのなかで、今振り返ってもあの頃はたいへんだったとおっしゃる方が何人もあった。そうだとしたらおそれる必要はないが、自分なりにくるしむべきなのだろうと思った。

そして冬がおわって、あたらしい季節がくる。選んだ道をたのしくくるしんで歩きたい。
# by chinchudo | 2008-02-23 12:50 | ●日記
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